お祭り好き

2007年9月27日

うちなんちゅーは、兎に角、踊るのと歌うのと、お祭りが好き。GWや6月のハーリー、夏のビーチパーティー、8月の全県エイサー、秋祭りや大綱引きなどなど。今回の座間味も、なんかわからないけど、お祭り。なんの祭りかと言うと、座間味村は大きく「阿嘉(あか)島」と「座間味島」に別れるのですが、秋祭りは、毎年待ちまわりで行っているらしい。今年は10月に「阿嘉島」で行われるとのことだが、「座間味島」でお祭りがない年は寂しいというので、急遽新しいお祭りをしちゃったとのこと。だったら、最初から交互開催とかにしないで、最初からどちらも開催したら良いようなものだが、どうもそこいらが違うらしい。「お祭りをやるぞ!企画会議だ!よし飲もう!」ということがきっと楽しいに違いない。

ということで、「わったー島のもーあしびー」というなんか意味のわからんお祭りに行ってきました。エイサー、琉球舞踊、フラとか、島内在住や島外在住の芸達者が駆けつけて舞台で盛り上がる沖縄らしいお祭りでした。芸のない私はただ飲んで、食べてましたが。。

0927_aoi.jpg島の小学生のエイサーです。うちの子も運動会に向けて練習してます。

シーカヤック

2007年9月26日

22日から24日にかけての連休に、久しぶりに座間味に行ってきた。最近「座間味」といえば、教科書検定の集団自決の箇所の削除問題で有名だが、島自体は那覇からわずか50KM程度しか離れていないのに、沖縄本島にはなかなかない綺麗な海が残るところ。

今回の我が家の旅行は、「めんそーれ座間味」に泊まって、「コーラルダイバーズ」でダイビングといういつものパターンだが、昨年に引き続き家族でシーカヤックも楽しんだ。「ケラマ カヤックセンター」http://keramakayak.jp/の半日ツアーは、座間味島の阿真ビーチから出航し、無人島の「がひ島」か「あげなしく島」までパドリング。島では、シュノーケリングを楽しんだり、無人島冒険?ハイキングを行うもの。昨年は「がひ島」で島の裏の方までぐるっと1週して、太平洋戦争時の弾丸の残骸が散らばっているのを見つけたりもした。今回はいつも海水浴に行っている「あげなしく島」。はじめて、アダンの木が茂る島の裏側までハイキングに出かけた。小さいと思っていた島が以外に大きくてびっくり。島の小さな丘(50Mくらいか)には、ヤギが住んでいる。川も池もない島なのだが、ヤギは生きていけるらしい。

シーカヤックを漕いでいるときは、水面からわずか50CM位に視線があるのと小走りくらいのスピードのため、ダイビングボートから見る海とはまったく異なる見え方がする。緑から真っ青に変わる海の色のグラデーションを楽しむには最高の乗り物だと思う。20M下を潜っているダイバーも上から良く見える。冬はシーカヤックでのホェールウォッチングもできるそうだ。すごく楽しそう、冬の楽しみにしよう。

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台風

2007年9月16日

今年2007年は、沖縄は台風の当たり年かもしれない。7月13日に沖縄本島を直撃した台風4号(マンニィ:香港の海峡の名前らしいです)は、那覇で7月の観測史上最大瞬間風速56.3メートルを記録したが、先週14日に突然やってきた11号(ナーリー:韓国語で百合のこと)は、あっという間に大きくなって高速に接近してくる台風でだった。衛星画像で南に雲が一杯たまっているなと思っていたら、13日の15時に995hpaの小さな台風になり、14日には急に成長して945hpaになって久米島を直撃しました。那覇でも14日の夕方18時くらいからは風雨が強くなり、20時をまわったころには、傘など役に立たない間歇的な暴風雨。物好きにも飲みに行っていた私は風雨が弱まった隙に、タクシーを見つけて帰宅しました。11号のように小さいけど、勢力が凝縮した台風は怖いですね。本当に急に風雨が強くなります。

0916_aaee.jpg14日22時の那覇市内58号です。

しかし、また、今日16日に台風12号が発生。沖縄本島の南を西に向かって進んでいます。もしかしたら、週明け半ばにまた接近するかもしれません。(八重山の方に向かいそうな予想ですが)

オクマ

2007年9月5日

1日は、「うちなんちゅーステイプラン」なるもので、「JALプライベートリゾート オクマ」に宿泊。お昼過ぎに一度ホテルにチェックインし、夜に本部の「美ら海水族館」のナイトツアーで本部を往復するという行ったり来たりの旅程。沖縄本島は、小さいように思われているかたも多いのですが、那覇から本部までは約90KM、本部からオクマまでは40KMくらいあります。名護や那覇は渋滞も多いし、なかなか時間がかかります。

オクマは、随分と古いホテルのようで、最近の西海岸のホテルに比べると、調度品など見劣りするけど、芝生に点在するコテージは、ハワイのネイバーアイランズのコンドのような感じで、私はなかなか気に入りました。今回の宿泊の、「うちなんちゅーステイプラン」なるものは、沖縄居住者向けの割引プランです。「ないちゃー」である私も、沖縄に住んでいたら使えます。少し得した気分です。(この時期は、そんなに無茶苦茶安くならないのですが。)

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翌日は、沖縄本島の北の端「辺戸岬」までドライブしたりして那覇に戻りました。本部半島から北の「やんばる」の海沿いのドライブは気持ち良いです。伊平屋島、伊是名島が良く見えます。行って見たい島ですね。

0904_sima.jpg右:伊平屋島、左:伊是名島

夜の美ら海(ナイトツアー)

2007年9月3日

9月1日、2日と美ら海水族館の夏休み特番、「ナイトツアー」&やんばる1泊旅行に行ってきました。夜の美ら海(ナイトツアー)は、夏休みの土日だけ抽選で実施している、夜間の水族館見学会なのです。最近は、ナイトツアーは、結構いろいろな動物園や水族館でも行っているようですが、我が家は初めての体験です。

私たちは、夜9時の会。約1時間かけて、電灯が消えた水族館を説明を聞きながらまわりました。一番昼と夜の様子が違うのはさんご礁の魚や貝、エビなどですね。夜行性の貝やエビは活発に動きだし、昼間太陽の下で亜熱帯の色を強調していたチョウチョウ魚は、目立たないようにかくすんだ色合いになっていました。それに比べ、大水槽のジンベイザメやマンタは同じように泳ぎまわっています。回遊する魚たちはあまり昼夜の変化がないようです。

夜の水族館を見るというのもなかなか楽しいものですが、解説を聞きながらの見学も面白いものです。「タコの足は8本、イカの足は何本?」「10本。8本の足と2本の長い触腕で10本、この触腕のないのがタコ」という「ダイオウイカ」の標本を見ながらの解説には「なるほど」と思ったのでした。

0903_etheyeyye.jpgなかなか見れない夜の水族館

この日はオクマ泊まり。オクマについては次回。

島唐辛子

2007年8月31日

今日は8月31日。東京にいたころは、9月になると「あっー夏ももう終わりだ」と思ったものですが、沖縄の夏はまだまだ続きます。夏好きの私はすごく得した気分です。 

さて、前回書いたコーレグースに入れる、島唐辛子ですが、そのまま醤油に入れてお箸でつついてつぶして辛味を出すと美味しいさしみ醤油になります。この食べ方は、南大東島に行ったときに海人に教えてもらった食べ方。取れたてのまぐろ(キハダ?メバチ?)をぶつ切りにして、島唐辛子入りの醤油で食べると、チュウブ入りのわさびを使うよりは美味しいのです。これは沖縄近海で獲れるまぐろ自体が少しみずっぽいというのを、ピリッとした辛さで打ち消してくれるからかもしれません。

生の島唐辛子を買ったら、冷凍保存しておいて、凍ったままのを醤油にいれても良いですし、コーレグースに入っている島唐辛子を醤油に入れても美味しいです。是非お試しあれ。

0831_aoi.jpg文章とは関係ありません。宮古行きの飛行機から見た座間味島。

コーレグース

2007年8月24日

コーレグースをご存知ですか。そう、沖縄そば屋などに行ったら、小瓶のなかに小さな赤い唐辛子が液体に浮いている調味料を見たことがあると思います。島唐辛子の泡盛漬けです。普通100CCくらいの小瓶が500円くらいで売っていますが、自分でも作れるはずだと思い、ネットを探していたら、随分簡単なことが判りました。本当に洗った島唐辛子を泡盛に漬けるだけなのです。ということで、早速市場で250円で買ってきて、奄美大島の黒糖焼酎の(なぜか空き瓶があった)720CC空瓶に島唐辛子を入れ、ここで、泡盛の銘柄にもこだわり、「常盤」とヘリオスの「主5年古酒」を半分づつざばばと注ぎました。というのが1ヶ月前。
今では、泡盛に島唐辛子の赤い色が移り、美味しいコーレグースが出来上がりました。

0824_acaaeo.jpgこれが島唐辛子

0824_acaaeo2.jpg漬け初めのコーレグースです。

久々の青空

2007年8月16日

昨日から久々に青空が出ている。先週後半から熱帯低気圧の影響で、那覇気象台歴代2位の1日降水量を観測したらしい。なんと24時間で400MMを越えたということだ。日本の年間平均降水量が1700MMくらいなので、3ヶ月の雨量が1日に集中したという単純計算になる。さすがに台風に強い沖縄でも、那覇の安里川が氾濫したり一部で土砂崩れがあったようです。
しかし、青空もどうも明日くらいまで、南の海上には、910hPaというとんでもない大きな台風がゆっくりと北上しています。沖縄本島直撃の可能性は低いものの、先島は直撃の恐れがありそうです。当然本島も天気は崩れて
くるでしょう。

0816_aao.jpg青空の宜野座ビーチ

美ら島きっぷ

2007年8月11日

先島旅行から戻ってきた途端、南の海上に立て続けに台風ができ、沖縄本島は直撃はされなかったが、週の後半からは荒れ模様の天候が続いている。特に昨日の金曜と今日は、ほとんど台風といって良い荒れ方だ。何回も何回も夕立のような雨が間歇して降り、まるで台風の強風域に入ったような20Mを超えるような風がうなっている。衛星写真を見ると、台風のような雲の塊が沖縄本島上空を覆っていた。夏休みの観光客が一番多い週なのに、青い海と空を楽しんでいただけないのは残念。

さて、タイトルに書いた「美ら島きっぷ」は、今回の旅行で使ったJTAの回数券。大人5枚綴りで39,500円というお得な航空券だ。今回この航空券では、下記の区間を利用した。(石垣−波照間は使用できなかった)                       那覇−宮古、宮古−石垣、石垣−与那国、与那国−石垣、石垣−那覇              この旅程を大人普通運賃を利用すると、なんと70,200円かかることになるので、ある程度時間があって周遊するつもりならお得なチケットだと思う。ただしいろいろな制限があって、使用できる路線がJTAの路線のなかの一部に制限されていることや、なぜか那覇−石垣の往復が不可という制限もある。今回はそのために宮古経由で石垣に向かうことになった。このように最近の航空券は、知っているものが特をするというのが多いですよね。旅行好きには良いのだが、あまり旅行をしない方などは、知らず知らずに高いお金を払って、損をしているというケースも多いと思う。旅行だけではないのだが、これもひとつの「格差」ではないかと思ったりする。 

0811_uu.jpg 与那国のカメ、お食事中でなかなか逃げませんでした。

0811_.jpgダイビングの時には、うちの子供たちも同船して行った。

与那国(よなぐに)

2007年8月5日

16年ぶりの与那国だ。当時は東京からだと、那覇、石垣と乗り継いで、最後の石垣-与那国間は、今はもう飛んでいないYS11で1日がかりの旅程だった。今のように航空運賃の色々な割引がないうえに、当時は与那国でのダイビングパッケージなどを取り扱っている旅行社もほとんどなかったので、飛行機代だけで10万円近くかかったように記憶している。今回は、波照間から一度船で石垣に戻り、石垣で一泊してから、JTA(私は南西航空(South East Air Line)という響きが好きだったのですが。。)のボーイング737で向かった。

与那国は、空港に降り立つと、「Drコトー」だらけ。「Drコトー診療所」のロケ地になってからかなり有名になって、宿や食堂も増えたらしい。診療所のロケに使ったコンクリートの建物も、今は観光名所として活躍?している。昨年は。「Drコトー診療所2006」があったが、今年はないみたい。島の人に聞くと、ロケがあるという噂があると、「島中、6月ころからざわつきますし。今年は、ざわついていないので、ないのでしょう。」という言葉がおもしろい。

自称、「日本の岬評論家」の私が、一番好きな岬が、ここ与那国島の「東崎(あがりざき)」。黒潮の濃い群青色の海が際立った岬です。0805_iaean1.jpg与那国の東崎

今回の旅行で、与那国で1本だけタンクで潜った。本当は西崎(いりざき)のハンマーヘッドロックを潜りたかったのだが、丁度南の方に発生した熱帯低気圧のうねりのためにだめ。その代わり船に子供たちも乗せてもらって、島の北側でシュノーケリング。海の中もドロップオフの色合いが、なんか本島周辺と違ううのを、久しぶりに思い出したのでした。