2007年8月 のアーカイブ

島唐辛子

2007年8月31日 金曜日

今日は8月31日。東京にいたころは、9月になると「あっー夏ももう終わりだ」と思ったものですが、沖縄の夏はまだまだ続きます。夏好きの私はすごく得した気分です。 

さて、前回書いたコーレグースに入れる、島唐辛子ですが、そのまま醤油に入れてお箸でつついてつぶして辛味を出すと美味しいさしみ醤油になります。この食べ方は、南大東島に行ったときに海人に教えてもらった食べ方。取れたてのまぐろ(キハダ?メバチ?)をぶつ切りにして、島唐辛子入りの醤油で食べると、チュウブ入りのわさびを使うよりは美味しいのです。これは沖縄近海で獲れるまぐろ自体が少しみずっぽいというのを、ピリッとした辛さで打ち消してくれるからかもしれません。

生の島唐辛子を買ったら、冷凍保存しておいて、凍ったままのを醤油にいれても良いですし、コーレグースに入っている島唐辛子を醤油に入れても美味しいです。是非お試しあれ。

0831_aoi.jpg文章とは関係ありません。宮古行きの飛行機から見た座間味島。

コーレグース

2007年8月24日 金曜日

コーレグースをご存知ですか。そう、沖縄そば屋などに行ったら、小瓶のなかに小さな赤い唐辛子が液体に浮いている調味料を見たことがあると思います。島唐辛子の泡盛漬けです。普通100CCくらいの小瓶が500円くらいで売っていますが、自分でも作れるはずだと思い、ネットを探していたら、随分簡単なことが判りました。本当に洗った島唐辛子を泡盛に漬けるだけなのです。ということで、早速市場で250円で買ってきて、奄美大島の黒糖焼酎の(なぜか空き瓶があった)720CC空瓶に島唐辛子を入れ、ここで、泡盛の銘柄にもこだわり、「常盤」とヘリオスの「主5年古酒」を半分づつざばばと注ぎました。というのが1ヶ月前。
今では、泡盛に島唐辛子の赤い色が移り、美味しいコーレグースが出来上がりました。

0824_acaaeo.jpgこれが島唐辛子

0824_acaaeo2.jpg漬け初めのコーレグースです。

久々の青空

2007年8月16日 木曜日

昨日から久々に青空が出ている。先週後半から熱帯低気圧の影響で、那覇気象台歴代2位の1日降水量を観測したらしい。なんと24時間で400MMを越えたということだ。日本の年間平均降水量が1700MMくらいなので、3ヶ月の雨量が1日に集中したという単純計算になる。さすがに台風に強い沖縄でも、那覇の安里川が氾濫したり一部で土砂崩れがあったようです。
しかし、青空もどうも明日くらいまで、南の海上には、910hPaというとんでもない大きな台風がゆっくりと北上しています。沖縄本島直撃の可能性は低いものの、先島は直撃の恐れがありそうです。当然本島も天気は崩れて
くるでしょう。

0816_aao.jpg青空の宜野座ビーチ

美ら島きっぷ

2007年8月11日 土曜日

先島旅行から戻ってきた途端、南の海上に立て続けに台風ができ、沖縄本島は直撃はされなかったが、週の後半からは荒れ模様の天候が続いている。特に昨日の金曜と今日は、ほとんど台風といって良い荒れ方だ。何回も何回も夕立のような雨が間歇して降り、まるで台風の強風域に入ったような20Mを超えるような風がうなっている。衛星写真を見ると、台風のような雲の塊が沖縄本島上空を覆っていた。夏休みの観光客が一番多い週なのに、青い海と空を楽しんでいただけないのは残念。

さて、タイトルに書いた「美ら島きっぷ」は、今回の旅行で使ったJTAの回数券。大人5枚綴りで39,500円というお得な航空券だ。今回この航空券では、下記の区間を利用した。(石垣−波照間は使用できなかった)                       那覇−宮古、宮古−石垣、石垣−与那国、与那国−石垣、石垣−那覇              この旅程を大人普通運賃を利用すると、なんと70,200円かかることになるので、ある程度時間があって周遊するつもりならお得なチケットだと思う。ただしいろいろな制限があって、使用できる路線がJTAの路線のなかの一部に制限されていることや、なぜか那覇−石垣の往復が不可という制限もある。今回はそのために宮古経由で石垣に向かうことになった。このように最近の航空券は、知っているものが特をするというのが多いですよね。旅行好きには良いのだが、あまり旅行をしない方などは、知らず知らずに高いお金を払って、損をしているというケースも多いと思う。旅行だけではないのだが、これもひとつの「格差」ではないかと思ったりする。 

0811_uu.jpg 与那国のカメ、お食事中でなかなか逃げませんでした。

0811_.jpgダイビングの時には、うちの子供たちも同船して行った。

与那国(よなぐに)

2007年8月5日 日曜日

16年ぶりの与那国だ。当時は東京からだと、那覇、石垣と乗り継いで、最後の石垣-与那国間は、今はもう飛んでいないYS11で1日がかりの旅程だった。今のように航空運賃の色々な割引がないうえに、当時は与那国でのダイビングパッケージなどを取り扱っている旅行社もほとんどなかったので、飛行機代だけで10万円近くかかったように記憶している。今回は、波照間から一度船で石垣に戻り、石垣で一泊してから、JTA(私は南西航空(South East Air Line)という響きが好きだったのですが。。)のボーイング737で向かった。

与那国は、空港に降り立つと、「Drコトー」だらけ。「Drコトー診療所」のロケ地になってからかなり有名になって、宿や食堂も増えたらしい。診療所のロケに使ったコンクリートの建物も、今は観光名所として活躍?している。昨年は。「Drコトー診療所2006」があったが、今年はないみたい。島の人に聞くと、ロケがあるという噂があると、「島中、6月ころからざわつきますし。今年は、ざわついていないので、ないのでしょう。」という言葉がおもしろい。

自称、「日本の岬評論家」の私が、一番好きな岬が、ここ与那国島の「東崎(あがりざき)」。黒潮の濃い群青色の海が際立った岬です。0805_iaean1.jpg与那国の東崎

今回の旅行で、与那国で1本だけタンクで潜った。本当は西崎(いりざき)のハンマーヘッドロックを潜りたかったのだが、丁度南の方に発生した熱帯低気圧のうねりのためにだめ。その代わり船に子供たちも乗せてもらって、島の北側でシュノーケリング。海の中もドロップオフの色合いが、なんか本島周辺と違ううのを、久しぶりに思い出したのでした。

波照間(はてるま)

2007年8月3日 金曜日

「波照間島」は、日本で居住者がいる最南端の島。石垣島から高速船で1時間、RACの10人乗りの飛行機で20分にある、楕円形の平たい島だ。最南端の碑がある、島の南側は隆起石灰岩の断崖になっているところが多いが、北西の方には、沖縄でも綺麗と評判のニシハマ・ビーチなどのビーチがあり、海水浴も楽しめる。たしかに、ニシハマビーチは、これに「ココヤシ」さえあれば、「タヒチ」と見間違うような景色。これはなかなかすごいビーチです。(シュノーケリング向けではないですが)

夜は、最南端の碑近くまで車で星を見に行った、天の川もくっきり見え、白鳥座あたりには、人工衛星が通過していくのも良く見ることができた。春には南十字の全景を見ることができるとのことだ。

宿泊した民宿では、那覇でもほとんど手に入らない、「泡波」という泡盛が夕食時に飲み放題。これは、泡盛好きの人には信じられないような話みたいだが、「波照間島」の酒なので、当然といえば当然。しかし売店には売っていませんでした。

0803_ceeo1.jpgいて座付近の銀河(天の川)。肉眼でも綺麗に見えます。

0803_ceeo2.jpgニシ浜ビーチ。観光ガイド本でも、沖縄1,2のビーチと言っているのがうなずける。

宮古、来間島

2007年7月31日 火曜日

31日にも書いたが、30日は、宮古島の西に隣接している「来間島(くりま)」で宿泊した。「来間島」は、宮古島から、2Km近い長い橋で結ばれている島。宮古島では、同じように北の「池間島」も同じように長い橋で、宮古島と結ばれている。本島でも「瀬底島」「古宇利島」なども同じように橋で結ばれている。橋があれば車でそのまま渡れるので、日常生活は勿論便利になるし、台風時などの食料や急病患者など、船に頼っていたころに比べると随分と安心できる暮らしが送れるとは思えるが、その分失ったものも多いのだろうな。と思ってしまう。

とは言え、「来間島」は、まだ静かな島だった。島の西にあるムスヌン浜は100Mくらいの小さなビーチだが、我々家族だけのプライベート感覚で遊ぶことができた。

 0802_uua.jpg「来間島」のムスタン浜