先日、久しぶりに牧志公設市場に行ってきた。10年以上ぶりなので、以前がどうだったかと言う印象はほとんど覚えていない。
家から、泊、前島の街を抜けて、歩いて20分位で国際通りに面した三越百貨店の近くに出る。三越を過ぎると、牧志公設市場につながる平和通りのアーケードがある。いつもはこの前をなんとなく通り過ぎるだけだった。別に行くのを避けていたという理由はないのだが。。
アーケードを奥に進んで行くと(探検隊ではないが)、「これ本当に売れるんだろうか?」と首を傾げたくなるようなムームーを売っている店などが並んでいる。このあたりの雰囲気は、なんとなく東南アジアかタヒチのマガザン。タヒチといえば、綺麗な水上バンガロウのホテルがイメージだが、首都パペーテは、東南アジアの開発から取り残された古い町並みと大して変わらないと思う。
牧志公設市場はこの奥。市場の中は、良く観光ガイドに載っている、カラフルな色の魚や、豚の頭や顔の皮(チラガー)がこれ見よがしに並べられている。お店の人も観光客慣れしているので、丁寧に話しかけてくれる。2階は、1階で買った魚などをその場で調理もしてくれるお店になっているので、ぶらぶらと見学をした。
結局牧志ではなにも買わず、そのままアーケードを奥に進む。野菜などは、新都心のスーパーで買うより随分と安いようだ。しかし、なかなか欲しい物をそれぞれ異なった店で探して、ひとつづつ買って行くと言うのは、スーパーでショッピングカートを押して買い物をしている身には億劫になってしまう。まあ、そのうちじっくりと買い物をしよう。という思いだけで、その日は終りました。
牧志公設市場(正式には、第一牧志公設市場と言うらしい)