‘海外’ カテゴリーのアーカイブ

モントレーからヨセミテ

2010年8月3日 火曜日

朝から水族館だけに寄って、ヨセミテまで行こうと考えていたのですが、前日の夜に
ガイドブックを見ていたら、少しだけ寄り道して、17マイルドライブという有料道路を
廻って水族館に行くことに変更しました。
17マイルドライブは、モントレーの西の岬を周回する道路で、ぺブルビーチ・ゴルフリンクスというゴルフ場もあります。たしかUSオープンも開催する有名なゴルフ場と思うのですが、私はゴルフはしないので、はっきりしりません。岬の先は海鳥やアシカが見られます。午前中は小雨まじりの天気で気温は多分15度くらい、水温もきっとそれくらいなのでしょう。なんか以前に北海道の礼文は利尻で見た海を思い浮かべる景色です。アシカと潜れるダイビングというのもネットで見ていたのですが、根性いりますね。

その後は、水族館に。ここも周辺の海を紹介している例のジャイアントケルプという海草が茂った?海のコーナーが一番大きいので、ちゅら海と比べると地味な世界になります。このケルプの海を潜ってみるのも面白いかもと思ったりします。(寒いでしょうけど)
夏休みということもあって、人が多く、ラッコのところなどどこか判らなくパス。シードラゴンやクラゲというように結構地味な展示には面白いものがありました。たつのおとし子をこれだけ揃えている水族館は珍しいかもしれません。

さて、沖縄のちゅら海水族館と比較を少し。ちゅら海のの黒潮水槽はすごいというのが
わかりましたが、なんでもかんでも入れすぎているようには思えます。
モントトレーは元々の魚が地味ですが、鰯の群れが入っている水槽も、他にマグロや鮫、シイラなどはあまり多くを入れていなく、なんとなく生態系に近いようにしていますね。ちゅら海はすごいんだけど、「なんかちがうな」と感じているのがここにあると思います。

モントレーの後は、ひたすら東に300KM。ヨセミテまでドライブです。海岸から50KMも遠ざかると天気も快晴になり、気温もどんどん上昇して30度超え。寒流の影響の大きさを感じました。

ヨセミテへの途中は、アメリカ西部という感じです。ゆるやかな丘陵が続く直線をひたすらのドライブです

群れは鰯

小さくアシカが写っています。

海岸線から100km、140号線をヨセミテに向かう。

カリフォルニアCA-1

2010年7月31日 土曜日

月30日から8月4日までの短い休みを取って、一人でアメリカに来ています。一度来たかったモンントレーとヨセミテを訪ねるのが目的です。短い休みしか取れなかったので、モンントレーとヨセミテ、ナパ(せっかくだかrカリフォルニアワインの産地も追加!)を4泊で廻ることにしました。

午前中の11時過ぎに那覇から成田の直行便で成田に出て、成田からサンフランシスコに着いたのはs13時前、さらにそこから入国に1時間近くかかりレンタカーを受け取ったのは14時半くらいでした。久しぶりの左ハンドル、それもハワイでは何回も車を運転したことがあるけど、アメリカ本土での運転は初めてです。カーナビは行き先を示してくれているけど、フリーウェイにうまく入れないとかで少し時間がかかり、やっと行く方向がわかり車を順調に転がし出したのは、15時半近くになっていました。

モントレーはサンフランシスコの南約200kmの海岸に位置する町で、サンフランシスコからはフリーウェイをできるだけ南下していくのが一番近いのですが、「ハーフムーンベイ」や「CA-1 カリフォルニア州道1号」という響きに引かれ、途中から、海沿いのCA-1で「ハーフムーンベイ」「サンタクルズ」を通って18時前にモントレー手前のマリナという町に着きました。CA-1は海沿いの景色が素晴らしいと有名なところと聞いていました。流石に、太平洋の荒波に削られた海岸段丘が続く、白い大きな波が打ち寄せる風景は沖縄にない雄大な景色です。だけど私にとっては海に関しては、沖縄の万座あたりの海の方が断然きれいです。水温15度以下の海と亜熱帯の珊瑚礁の海のグラデーションを比べてはいけないのですが、「沖縄の海の方がきれい」と感じてしまうのは、沖縄に住み慣れてきたからでしょうか?

明日は有名なモントレー水族館に行く予定です。

遠くに鳥のように飛んでいるのはカイトサーフィン

大連その2(203高地)

2009年10月18日 日曜日

203高地ってご存知でしょうか?日本の近代史には必ず登場する日露戦争の激戦です。中国でなんで日露戦争?というところにも清末期に欧米や日本にすき放題にされていた中国の近代史が垣間見られます。旅順港は天然の良港ということで、ロシアが軍港を置き、極東艦隊を配備して、その旅順港を攻略するために日本軍の乃木希典将軍配下の陸軍大きな損失を出して攻略した場所ということになっています。

旅順や203高地はいろんな小説や映画に登場するので、大連に来たらここは来て見ようと思っていました。大連から車で1時間半くらい。日本人向けのツアーもあるのですが、会社関係で日本語のわかる中国人の方にガイドをお願いしてタクシーをチャーターして仕事で来ている会社の同僚2人も一緒にやってきました。タクシーチャーターは3,000元(約4,000円)なので、中国の物価で考えると随分効果です。旅順自体は今も中国海軍の基地で、一部の地域以外は外国人には公開されていないようなので、道を間違えて変なところには行けません。

さて実際の203高地は今は緑生い茂る小高い山。戦争のときの岩だらけの山の写真が残っていますが、ここで戦いがあったのは1904年、今から105年前。さすがに100年の月日は戦争の後を全く消しています。頂からは旅順港が一望できます。旅順港は海側は300Mくらいしかない狭い水路なので、海からの攻撃は難しいということなのでしょうが、ここからは全てが丸見え。攻防戦の要所であったことが窺えました。だけどここだけで、日露の兵士が2万人近く死んでいるのですよね。平和が良いです。本当に。

203高地から旅順港を見る

203高地から旅順港を見る

旅順港の出口(白玉山塔から)

旅順港の出口(白玉山塔から)

大連

2009年10月10日 土曜日

今日から中国の大連に来ています。出張ではないのですが、会社の者が仕事で出張しているし、最近大連と仕事をすることも多いので、どんなところか見てみようと思い、マイレージの無料航空券を取りやってきました。普通沖縄発の海外へのツアーは、割り増し料金がかかるのですが、マイレージの場合では沖縄発でも内地発でも同じマイル数。おまけに乗り継ぎで1泊必要な場合には前日沖縄を発っても良いことになっているようで、今回は昨日沖縄を出て、大阪の実家で1泊してから本日の関西空港発のJALで大連に来ました。大阪へのちょっとした帰省も兼ねての旅行なので随分特した気分です。

大連では、シャングリ・ラに宿を取りました。法人割引で500元くらいなので、1元14円とすると7,000円くらい。東京駅近くのシャングリラなら40,000円はしそうなので、ここでも物価の違いを感じます。ちなみに空港から、ホテルまでは約10KMで30元でした。沖縄のタクシーの1メーターより安いです。

ということで、大連初日が始まります。

ホテルノ部屋からの大連ダウンタウン

ホテルの部屋からの大連ダウンタウン

中山広場(中山とは孫文のこと)

中山広場(中山とは孫文のこと)

イルカとクジラ

2009年3月31日 火曜日

1週間の休暇は早いもので、もう明日午前中にはマウイを発たなければなりません。残念。

昨日はラナイ島へのドルフィン ウオッチング&シュノーケリング、今日はホェールウッチングに行ってきました。ラナイ島へのドルフィン ウオッチングはなかなかすごかったです。3種類のイルカが多分200頭くらいの群れをつくっています。バンドウイルカ、マダライルカ(バンドウイルカとあまり変わらない)と小型のハシナガイルカです。ハシナガイルカは英語でスピナードルフィンというだけあってジャンプしてくるくるとスピンをします。2回転、3回転ではなく5回転くらいしているようです。親子連れのイルカも多く、船上からみているだけでものぼのとします。

海のなかは寒かったです。水温23℃くらいでしょうか。ウェットのベストを着ていても10分もいたら冷えてきます。マウイはモロカイなども含めてですが、珊瑚があまり発達していない、なんか黒い海底の海です。小笠原もこんなんだったような記憶があります。珊瑚の発達でいうと沖縄にはかないませんね。座間味とかの沖縄の離島の海の珊瑚は本当に綺麗です。今まで、太平洋のいろんな島に行っていますが、珊瑚の種類の多さ、珊瑚礁の綺麗さでは沖縄が今のところ一番と信じています。本当に貴重な海ですね。

20090331_kme

シュノーケリングで会ったウミガメ(素潜りなら逃げません)

イルカの写真は後日アップします。

ハレアカラ

2009年3月29日 日曜日

ハワイ島のマウナケアは「すばる望遠鏡」で有名ですが、マウイにも3,000メートルを超すハレアカラ山があります。ハレアカラの山頂にも天文台があるのですが、こちらの天文台はさほど大きい望遠鏡がないせいかそんなに有名ではありません。ハレアカラはキューブリックの「2001年宇宙の旅」のロケ地にも使われたらしく、もしかしたらこちらの方が有名かもしれません。今日は、レンタカーでこのハレアカラの山頂まで行ってきました。前回マウイに来たときは車酔いのする子供の反対を受けて行けなかったので、今回は子供達に「お父さんに付き合え」ということで行ってきました。さすがにほとんど海抜ゼロメートルから3,000メートルまで登るのは時間がかかります。泊まっている西マウイのホノコワイから2時間強です。しかし道は良く整備されていて気持ちの良いワインディングロードでした。

天気も良く、中腹からは西と東マウイを別ける島のくびれ部分がきれいに眺めることができました。山頂からはハレアカラの山頂火口群が、たしかに月面を望遠鏡で見た月面を彷彿させるように見えます。月明かりで見ると、月探査人工衛星の「かぐや」の写真の用かもしれません。山頂からは遠くに雪を頂いたハワイ島のマウナケアも見ることができました。

 20090329_haleakara1

 

ハレアカラ山頂の火口群

20090329_haleakara2ハレアカラ山頂からのマウナケア山

マウイ

2009年3月28日 土曜日

昨日から家族でハワイのマウイにきています。3月の天気の悪い沖縄を抜け出して気持ちの良いマウイと思っていたら、風が強く結構寒いです。おまけに昨日は、航空機の遅延でコンドにチェックインしたころには疲れ切ってしまいました。ホノルルからウエストマウイのカパルア空港行きのIsland Airが2時間以上遅れてしまったのでした

今朝は朝から子供と一緒にプールで遊んだのですが、プールは少し温水が入り、多分水温は24-5℃にしてあるのですが、上がれば我慢できないくらい寒いです。これは沖縄になれた私の体の問題ではなく、きっと日本人ならだれでも寒いと思います。が、米国人?はどうも気にせずプールサイドで水着で寝転んでいます。いつも思うのですが、この違いはなんでしょうか?半袖短パンで読書するには風さえ強くなければ丁度気持ちの良い気候なのですが。。

今日は、午後からホエラーズ・ビレッジというショッピングセンターをぶらぶら、仕事着?のアロハをレインズ(Reye’s)で探したのですが、あまり良いのは見つかりませんでした。レインズのアロハを見ていると、沖縄のかりゆしウェアのPAIKAJI(パイカジ)とよく似ているのがわかります。きっとPAIKAJIはレインズを意識しているのではないでしょうか。(PAIKAJIのかりゆしは高いですよね。結構15,000円くらいしたりするので、レインズの倍ほどします。)

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海は沖縄の方が綺麗だと思いますが、なんとなく南の島っぽいです。

パラオ③

2008年4月17日 木曜日

パラオといえば、ドルフィンパシフィックもおもしろいけど、本命はやはり海そのものですね。今回は1日だけダイビングにも行ってきました。ホテルなどの多い地域からダイビングスポットへは1時間近くかかる場合が多いので、1日がかりのツアーになります。その点、座間味に宿泊して座間味の海で潜っていると、昼に一度島に戻れるので子連れには「半日ダイビングに行って、半日は子供とシュノーケリングに行く」などということができて便利です。
今回の旅行では子供達をボートに乗せて1日出かけてしまいました。ダイビング中はボートの上で待たせ、ダイビングの合間には野生のイルカ(パラオの野生イルカはバンドウではなくスピナー・ドルフィンと呼ばれる「はしながイルカ」)がボートのまわりを泳ぎ回ってくれました。また1時間ほど手釣りもして30CM、50CMくらいのリーフフィッシュ(ハギとフエフキ)が釣れ、子供達も大喜びでした。
そうそう、ここでびっくりしたのは、海にでるだけで(ダイビングだけでなくシュノーケリングも)、たとえ1日でも海域により一人25USDから35USDの保全費が取られ、さらの釣りをすると、一人当たり(子供でも)20USD取られるということ。収入の少ない国とはいえ、回数制限(1回だけ有効とか)いうのも作ってもう少し安くして欲しいと感じた次第。昨年座間味でも珊瑚保全費ということで、船で座間味に入ってくる人を対象に、100円徴収しようとしたら、その規定には座間味村民対象外ということもなく、本当に一律100円徴収しようとしたため、座間味村民の猛反対にあって徴収を諦めたという経緯を聞いていますので、そのギャップに驚いた次第でした。とにかく1日海に出ただけで保全費に180USDの取られたののには釈然としないものがありますね。

ダイビングはブルーコーナーと呼ばれる超有名ポイントに潜れ、ひととおりの魚が見られて満足でした。

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パラオ②

2008年4月16日 水曜日

今回のパラオ旅行の目的は、ドルフィンパシフィックというイルカと遊べるところに行くこと。実は4年前にパラオに行ったとき、ここを予約していたのだが、私だけサルモネラ菌の食中毒(現地ではアメーバ赤痢と診断されたが帰国後、都立荏原病院で診察してもらったらサルモネラでした)でパラオ国立病院で点滴していてイルカと遊べなかった。次男も年齢制限でだめだったので、そのリベンジというのが今回の旅行の言い訳。なぜ私だけサルモネラに罹ったかと言いますと、きっとパラオの離島のC島のホテルで食べたスクランブルエッグ。妻はコレステロールを気にして食べず。普通卵が好きな子供達も、なぜかその朝けんかをしていて食事が卵までたどり着けず、と言う幸運だったのでした。そんなことがあって、今回も旅行中はなんとなく卵料理は敬遠してました。

さて、肝心のドルフィンパシフィックですが、メニューがいろいろと細分されていて価格が上がっていました。沖縄にもルネッサンスリゾートなどでイルカを触ったりすることができるのですが、ここは短時間ですが、イルカと一緒に泳いだり潜ったりもすることができます。8Mくらいの深さの海底まで素潜りして、両手を開いてイルカを呼ぶと2頭のイルカが近寄ってきて、2頭に挟まれて泳いだり、一緒に水面まであがったりすることができます。息の長い私はなんだかすごく得した気分になれました。

0415_palau.jpg

パラオ①

2008年4月13日 日曜日

もう、戻ってきてから2週間くらいになるので、随分と昔の話のような気がするのだが、遅ればせながらパラオの話。

パラオは、ダイバーには有名なのだが、普通はあんまり行かないところで、どこにあるかも知らない人も多いと思う。丁度グァムとフィルピンの真ん中あたりにある熱帯の島。第2次大戦では、パラオ諸島のペリリュー島は玉砕の島ということで名前を聞いたことのある人もいるかもしれない。日本から行く場合には普通はグァム乗換えでコンチネンタルエアーマイクロネシアで行くのだが、12月から3月にかけてのパラオが乾期のときには、日本からJALのチャーター便が飛んでいる。今回は成田経由。沖縄からだと2000KM南下したら行けるのだが、羽田まで1500KMを逆戻りしてバスで成田まで移動してそこから4時間半というのは随分と遠い。当たり前のことだが、海外に行くには沖縄は不便ですね。成田以外でも関空や中部からもときどき直行便があるのだが、今回は子供の春休みにあった日程のチャーター便は成田のしかなかった。

パラオ空港に降りると、さすが熱帯。沖縄と比べても随分と暖かいのでした。パラオでは、ドルフィンパシフィツクというイルカと遊べるところに行ったり、海に行ったりしたのでした。(続く)

0413_palau.jpgホテルから。ハワイなどのリゾートとは随分と違います。