2010年8月 のアーカイブ

最近の台風

2010年8月31日 火曜日

本日3年ぶりに台風が沖縄本島を直撃しました。那覇は直撃は免れましたが、北部の名護周辺に上陸したようです。
ヘクトパスカルでみると960hPaと非常に強いというわけではない台風ですが、コンパクトに集中している分、名護周辺ではかなりの暴風雨であったようです。那覇は暴風雨圏の端に入りましたが、風雨ともそこまで強烈にならないで済みました。
今年の台風の特徴として、沖縄近海で急激に熱帯低気圧が台風に発達することが多いように思えます。「えっ、急に台風」という感じです。今までは、ミクロネシアやフィルピンの東海上で雲が集まり、台風の卵が出来てくるということが多かったと思うのですが、
今年は、もう少し北の海上で雲がまとまっているように思えます。日本列島の猛暑は太平洋高気圧が日本列島側に寄っていることも影響しているようですが、台風のできる位置に関しても影響がでるのでしょうか。
今年は台風の少ない年だと思っていたのですが、これからが心配です。

今日は、10時からバス、ゆいレールは全面運休、役所も閉庁していたようです。もちろん学校も臨時休校です。
台風への対応は素早いです。

27日の夕空。この日も熱帯低気圧が本島近くにありました。おかしな雲です。

ゆいレールも10時くらいから運休です。夜の7時過ぎにやっと運行しました。

座間味

2010年8月26日 木曜日

先週末、久しぶりに座間味に行ってきました。我が家が沖縄に引っ越してきてから毎年夏休みに遊びに来られているご家族と一緒にです。このMさんご家族とは、うちの次男が保育園でご一緒してからのお付き合いになります。一度座間味に日帰りしてから、座間味の海を気に入っていただき、それ以降は座間味でも一泊するようになりました。

今回も金曜日の午後に沖縄に入り、夕飯をご一緒してから土曜日の9時の便で座間味に入る予定でしたが、朝7時くらいの電話で、昨晩ご主人がカンピロバクター食中毒で救急車で病院に運ばれたとか。「えーどうしよう」ということなのですが、入院中のパパを残して座間味に行くことになりました。11歳から5歳までのお子さん3人を連れたママは大変だったと思います。

初日は古座間味ビーチで大人しく海水浴。夜は丁度座間味祭りだったので、祭りに行き祭りを楽しんできました。いつものようにエイサー、フラと芸達者島人の芸我続き、今回初めて?のファイヤーダンスは見物でした。

翌日はボートシュノーケリングでヤカビ島やアムロ島という普通シュノーケリングではあまり行かない海まで遠出して座間味の海を目一杯楽しんできました。入院したパパは東京に戻る月曜日の朝に退院。是非リベンジにまたお越し下さい。

古座間味

本島内1泊旅行

2010年8月23日 月曜日

久しぶりに家族での旅行です。皆の予定がなかなか合わずに、1泊で恩納村と南部佐敷にあるホテルのプール。恩納村は沖縄本島のリゾートホテルが建ち並ぶ地域ですが、今回は小規模ホテルに宿を取りました。丁度お盆休みの14日からの1泊です。1日目は真栄田岬で家族でシュノーケリング。久しぶりに海に入る子供達の体ならしも兼ねて、青の洞窟までシュノーケリングしました。海は人だらけ。伊豆の海を思い出しました。午後は恩納村の老舗リゾートホテルのムーンビーチで海水浴と思っていたのですが、雨が降り出し、半屋内のプールで遊ぶだけで終りました。

夕食は、ランチには来たことのある、「カサ・ラ・ティーダ」というレストランでいただきました。恩納村仲泊の高台にあるので、抜群に夕陽が綺麗です。那覇から車で1時間弱なので、これは那覇からでもリピートしたくなる場所ですね。車で来たら飲めないのが残念ですが。

翌日は車で南部まで移動して、「ユインチホテル南城」のプール。ここは旧厚生年金の施設で、厚生年金時代には全国統一のスケジュールで7月末から8月末までしか営業していなかったのですが、今は沖縄の季節に合わせて9月末までの営業に延長されています。少しは消費者指向になってきたということでしょうか。まだまだ暑い沖縄の9月で、プール営業終了は「それはないよ」と思っていました。ここも高台にあるので、プールからの眺めは良いです。綺麗な海があるのに、プールに入ってるのかな。と我ながら思う休日でした。。

カサ・ラ・ティーダのテーブルからの眺め

景色の良さ、わかりますか?

今回の旅行でのちょっとうれしい話

2010年8月11日 水曜日

3日前ですが、風が強いなと思っていたら、低気圧が急に発達して宮古島周辺で台風4号になりました。日曜日夜から月曜日夕方にかけて沖縄本島に接近。本当接近時は暴風圏を持たない990hpという比較的弱い台風でしたが、思いのほか長く風雨が強い時が続きました。北上するにつれて暴風圏も持って980hpに発達して九州に向かったようです。被害がでなければ良いのですが。

先週の旅行で私にとっては嬉しかった話を2つ。ひとつはナパで今回の旅行で唯一まともなレストランで食事をしていた時のこと。グラスワインを何種類飲んでいたのですが、カリフォルニアだからということで、ジンファンデルを選び一口飲んだら、どうも私はあまり好きにはなれません。これ飲んで酔うより違うのを飲みたいなと思い、他のを注文すると同時に、少し怪訝な顔をするウェイターに「私はこのワイン余り好きではない」とたどたどしい英語で伝えて下げてもらったら、チェックのときにウェイターは、「お気にいらなかったみたなので、ジンファンデルは店持ちにします」とのこと。なんとなく気分の良い最後の夜でした。

もうひとつは、サンフランシスコの空港でのJALのチェックイン。レンタカーのスペアキーを返すのを忘れて持ってきてしまい、空港ビルにレンタカーのオフィスがないかと訪ねました。レンタカーはBARTという電車で10分ほど離れたところのレンタカーセンターで受け取りや返却を行うので、そこまで返しにいくのも面倒だなと思っていました。すると、窓口のTさんは代わりに返却しておきましょう。とのこと。助かりました。JALは経営破綻しましたが、まだまだ現場には良いサービスをしてくれる方もいますね。まじめに働いている一般社員のためにもきちんと再建して欲しいと思いました。気分良く飛行機に乗ってかえってこれました。

追加。成田から那覇へは1日1便のJALで夜の10時半過ぎに戻ってきましたが、このフライトはまるでアメリカの国内線。737は90%がた席が埋まっていますが、そのなかで日本人らしき者は一ケタ台。他は米軍関係者とおぼしき外国人ばかりでした。

ヨセミテ滝

ヨセミテからナパに

2010年8月6日 金曜日

今回の旅行は4泊しかしないので、最初は4泊目をサンフランシスコにしようかと考えていたのですが、街中に泊まってもあまり面白くなさそうなので、郊外のナパに泊まることにしました。ナパは言わずと知れたカリフォルニアワインの産地で、少しワイナリー巡りをするのも面白いかと思った訳です。 ヨセミテからナパまでは約200マイル。車で4時間以上かかるので、朝にヨセミテを出ても2時にナパに着いたら良い方なので、結局はゆっくりとワイナリー巡りなんかする時間がなかったのですが。。 車の運転とナビの使い方に慣れてきたので、9時前にヨセミテを出て途中の給油休憩以外は走りっぱなしで、予定どおり2時にはナパに着いていました。ナパのダウンタウンにある「リバーテラスイン」というホテルにチェックインして簡単に食事をしてから、一箇所くらいはワイナリーに行っておこうと、ルビコンエステートというワイナリーに向かいました。ここで実際にナパのワイン街道?を走って判ったことは、思いのほか距離が長いということ。CA-29という州道沿いにワイナリーが集中しているのですが、この端から端までで80KM近くあります。昔行ったことのある、オーストラリアのバロッサバレーのように丘陵地のあまり車の通らない道のところどころにワイナリーがあるというイメージを持っていたのですが、真っ直ぐに伸びる平坦な国道、それも交通量の多い国道沿いにワイナリーがあります。 たしかに周辺は葡萄畑なのですが、なんかイメージとは違います。もっとのどかな田舎を想像していました。 ルビコンエステートの建物は古いお屋敷を改造したそうで、CA-29から街路樹の道を数百メートル入ってたどり着くという趣のあるところで、建物の中には、オーナーの映画監督であるコッポラ関係の映画資料などが飾ってあります。団体できているアメリカ人が多く、みんなわいわいとテイスティングしているのでうるさいぐらいです。カリフォルニアは飲酒運転に厳しいらしいのですが大丈夫なのでしょうか。私は車の運転なので、飲めませんでした。 その後、土産ものを探そうとショッピングセンターなどを回ったのですが、既に時間も遅く閉まっているところがほとんどで買い物はできませんでした。観光地ではないので仕方ないですよね。

サンフランシスコ近郊、風力圧電風車がいっぱい。

ルビコンエステートの綺麗なブドウ畑

ルビコン エステート

ヨセミテ

2010年8月3日 火曜日

昨晩「地球の歩き方」を読み直していたら、グレーシャーポイントからの眺めが良いと書いてあったので、先ずはヨセミテバレーに行く前にヨセミテバレーを上から眺めることのできるというグレーシャーポイントにいくことにした。(地球の歩き方はかれこれ27,8年前からの利用者です。最初に買ったのは、未だオーストラリアとニュージーランドが1冊になっていた本だったのを覚えています。そのころの地球の歩き方は、安ホテルなど、バックパッカー向け情報が多く、中には全然内容と違うものも多かったので、「地球の騙し方」と呼んでいたのも思い出します。)

泊まっている「Yosemite Ceder Lodge」はヨセミテ中心部から30KMくらい離れているのですが、グレーシャーポイントはヨセミテ中心部からさらに30分。谷沿いから、,000mくらい登るのでしょうか?ハーフドームやヨセミテ滝の山がほぼ同じ高度に見えて
きます。グレーシャーポイントからの景色はヨセミテ谷と周辺の山を一望できます。車で来た私が言う事ではないのですが、登山道を登ると4時間以上かかるのを車で30分余りで登るのは申し訳ない気持ちがします。自分の足で登ってくる者だけに取っておく場所なのかもしれないですね。

グレーシャーポイントからヨセミテの中心部に戻り、せめてヨセミテ谷を一周歩こうかと思い、ヨセミテ滝かたMirror Lake, Curry villageをハイキングしました。たかが12,3kmで高低さもないヨセミテ谷1週のコースですが、針葉樹の香りと真っ青な青空、花崗岩の灰色の山は、日本にはない自然を感じることができますね。レンタルサイクルもあるようですが、たまには歩くのも良いなと感じた1日でした。

トンネルビューからの眺め

グレーシャポイントからハーフドーム

水遊びしている家族も多くいました。

モントレーからヨセミテ

2010年8月3日 火曜日

朝から水族館だけに寄って、ヨセミテまで行こうと考えていたのですが、前日の夜に
ガイドブックを見ていたら、少しだけ寄り道して、17マイルドライブという有料道路を
廻って水族館に行くことに変更しました。
17マイルドライブは、モントレーの西の岬を周回する道路で、ぺブルビーチ・ゴルフリンクスというゴルフ場もあります。たしかUSオープンも開催する有名なゴルフ場と思うのですが、私はゴルフはしないので、はっきりしりません。岬の先は海鳥やアシカが見られます。午前中は小雨まじりの天気で気温は多分15度くらい、水温もきっとそれくらいなのでしょう。なんか以前に北海道の礼文は利尻で見た海を思い浮かべる景色です。アシカと潜れるダイビングというのもネットで見ていたのですが、根性いりますね。

その後は、水族館に。ここも周辺の海を紹介している例のジャイアントケルプという海草が茂った?海のコーナーが一番大きいので、ちゅら海と比べると地味な世界になります。このケルプの海を潜ってみるのも面白いかもと思ったりします。(寒いでしょうけど)
夏休みということもあって、人が多く、ラッコのところなどどこか判らなくパス。シードラゴンやクラゲというように結構地味な展示には面白いものがありました。たつのおとし子をこれだけ揃えている水族館は珍しいかもしれません。

さて、沖縄のちゅら海水族館と比較を少し。ちゅら海のの黒潮水槽はすごいというのが
わかりましたが、なんでもかんでも入れすぎているようには思えます。
モントトレーは元々の魚が地味ですが、鰯の群れが入っている水槽も、他にマグロや鮫、シイラなどはあまり多くを入れていなく、なんとなく生態系に近いようにしていますね。ちゅら海はすごいんだけど、「なんかちがうな」と感じているのがここにあると思います。

モントレーの後は、ひたすら東に300KM。ヨセミテまでドライブです。海岸から50KMも遠ざかると天気も快晴になり、気温もどんどん上昇して30度超え。寒流の影響の大きさを感じました。

ヨセミテへの途中は、アメリカ西部という感じです。ゆるやかな丘陵が続く直線をひたすらのドライブです

群れは鰯

小さくアシカが写っています。

海岸線から100km、140号線をヨセミテに向かう。