2009年8月 のアーカイブ

座間味の海亀

2009年8月30日 日曜日

前回のブログで、沖縄の人たちはあまりインフルエンザを気にしていないようだと書きましたが、実は我が家もそのうちのひとつ?少し前ですが、22日-23日と東京から来た子供の友達家族と座間味に遊びに行ってきました。このM家ですが、我が家が沖縄に引っ越したその年にお母さんと上の子(うちの下の子と同級生)と下の子の3人が遊びに来てくれて、沖縄が気に入ってもらったのか昨年は一家5人で遊びに来てくれました。昨年は座間味に日帰りで海水浴に行ったのですが、今年は一泊しようということで1泊2日の座間味旅行になりました。

1日目の午前中はシーカヤック、夕方にはお決まりの夕陽ツアー。夜は阿真ビーチでのスターウォッチング、天の川が綺麗に見えて感激してもらえました。翌日無人島にシュノーケリングに行こうと船で阿真ビーチを出ようとすると、海亀が水深3メートルくらいの浅瀬を泳いでいます。皆でどぼんと飛び込んでシュノーケリングをしながら亀と遊びました。前の週の渡嘉敷島と言い、この座間味も亀は人慣れしています。逃げません。結局3匹の海亀を見ることができました。前々から「阿真ビーチには海亀が住み着いているよ」と聞いていたのですが、ゆっくりと海藻を食べているところを見ると、食事場なのでしょうか。座間味での新しい遊びでした。

20090830_Zamami-Moon

夕方見られた細い三日月

20090830_Zamami-Kame

インフルエンザ

2009年8月29日 土曜日

新型インフルエンザの患者が沖縄で増加しています。それも統計上では、東京あたりの20倍というような驚異的な値を示しています。この定点観察という統計の取り方の細かなことはわからないのですが、この数字を見ると沖縄はパニック状態に見えるかもしれませんが、街を歩いている限りはマスク姿は増えたものの、皆が外出を控えるというような兆しは全く見えません。たしかに保育園、24日週から夏休みが明けた小学校などは閉鎖などが増えてきていますが、街は普通の生活です。致死率も季節性インフルエンザと左程変わらないということで、多くの人が安心しているのか、あるいは沖縄の人たちの特性なのかはわかりませんね。ビーチパーティー、宴会も普通にやっています。さすがに公のお祭りなどは一部中止になったりしていますが。。来週は沖縄の旧盆のウーケイ、ウークイです。親族が集まる機会の多いので、そこでさらに拡大しないか少し心配です。内地で大流行すると、もしかしてタミフルなども不足するかもしれないし、さっさと罹っておいた方が良いのではとも思ったりもしています。どうなのでしょうかね。

渡嘉敷島

2009年8月16日 日曜日

初めての渡嘉敷島上陸です。座間味には通い出して21年になりますが同じ慶良間諸島の渡嘉敷島には一度も上陸したことがありませんでした。来週は知り合い家族が東京から遊びに来て一緒に座間味なので、さすがに2週間連続座間味というのもなんなので、ほんの少し趣向を変えてこの週末に家族で行ってきました。渡嘉敷までは高速船で35分と言っていましたが、満員で重いのかあるいは少し古くなってきてエンジン出力が上がらないのか40分かかりました。座間味に比べて15分ほど近く船賃も往復で1,000円程安いです。

渡嘉敷は阿波連(あはれん)ビーチが有名ですが、今回の宿泊はとなりの渡嘉志久(とかしく)ビーチの「とかしくマリンヴィレッジ」。目の前がビーチで、波も穏やかで流れもないので子供にシュノーケルさせるには安心です。ウミガメも住み付いていて子供たちは大喜びでした。夕方は宿のテラスから阿嘉島(あかしま)に沈む夕陽が入り江を染めて、まるで、穏やかな環礁の内海を見ているようです。

渡嘉敷島でびっくりしたのは、田んぼがあること。二期作なのでしょうか。丁度田植えが済んだ田んぼが広がっていました。ここだけ見ているとこれはどこかなと思ってしまいます。

20090816_Tokashiki1

渡嘉志久ビーチ

20090816_Tokashiki2

20090816_Tokashiki3

これ、沖縄の風景ではないですね。。

喜屋武岬

2009年8月12日 水曜日

喜屋武、これなんと読むと思いますか?「きゃん」と読みます。沖縄はなかなか読むことが難しい地名が多いのですが、この喜屋武もそのひとつですね。南部には「東風平(こちんざ)」や「具志頭(ぐしちゃん)」などぜーたい読めない地名が沢山あります。

喜屋武岬は、南部の戦跡で有名なところ。南部と言えば、「摩文仁の丘」「ひめゆりの塔」が余りにも有名ですが、喜屋武岬でも民間人を含めた悲惨な玉砕があったと聞いています。

先日、初めて喜屋武岬に行ってきました。摩文仁の丘に通じる道路はきれいに舗装された立派な道ですが、こちらは、さとうきび畑を抜ける自動車がどうにか通れる砂利道。さとうきび畑を抜けるときれいな海が広がっていました。いつも思うのですが、64年前にはこんな穏やかなところで何百人の方々が亡くなったなんて思えない(信じたくない)風景です。20090811_Kyan

日食の話

2009年8月9日 日曜日

もう随分と昔のことのように思えますが、少し日食の話を。先月22日の日食は、国内の皆既帯はどこも天気が悪く、トカラ列島、奄美大島は見ることができず、奄美の隣の喜界島では雲越に少しだけ皆既のコロナが見えたそうです。NHKが中継に入った硫黄島と船でその近くまで行った日食クルーズのみがコロナを見ることができたようです。単純に皆既をみるだけなら、「船で晴れ間のあるところに移動するのが一番良い」と思って沖縄発の日食クルーズがないかと探してはいましたがありませんでした。ほんと海上をとおる皆既ならきっと船が一番良いでしょう。

日食は数分の皆既時間帯に太陽が少しでも雲に覆われると見えなくなるので、「運」としか言いようのない旅行ですね。とは言いながら、次の機会をねらっています。日本では、2035.09.02に北関東を通る皆既日食があり、2012.05.21に南九州、四国、近畿中南部、関東というように、金環日食が日本を横断します。

いやー、今回は見たかったな、残念。

2010.07.11:タヒチからイースター島

2012.11.1:オーストラリアノケアンズ近郊

2016.03.09:インドネシアからミクロネシア

2017.08.21:アメリカを横断

20090809_Amami

部分食に入る前の空