16年ぶりの与那国だ。当時は東京からだと、那覇、石垣と乗り継いで、最後の石垣-与那国間は、今はもう飛んでいないYS11で1日がかりの旅程だった。今のように航空運賃の色々な割引がないうえに、当時は与那国でのダイビングパッケージなどを取り扱っている旅行社もほとんどなかったので、飛行機代だけで10万円近くかかったように記憶している。今回は、波照間から一度船で石垣に戻り、石垣で一泊してから、JTA(私は南西航空(South East Air Line)という響きが好きだったのですが。。)のボーイング737で向かった。
与那国は、空港に降り立つと、「Drコトー」だらけ。「Drコトー診療所」のロケ地になってからかなり有名になって、宿や食堂も増えたらしい。診療所のロケに使ったコンクリートの建物も、今は観光名所として活躍?している。昨年は。「Drコトー診療所2006」があったが、今年はないみたい。島の人に聞くと、ロケがあるという噂があると、「島中、6月ころからざわつきますし。今年は、ざわついていないので、ないのでしょう。」という言葉がおもしろい。
自称、「日本の岬評論家」の私が、一番好きな岬が、ここ与那国島の「東崎(あがりざき)」。黒潮の濃い群青色の海が際立った岬です。与那国の東崎
今回の旅行で、与那国で1本だけタンクで潜った。本当は西崎(いりざき)のハンマーヘッドロックを潜りたかったのだが、丁度南の方に発生した熱帯低気圧のうねりのためにだめ。その代わり船に子供たちも乗せてもらって、島の北側でシュノーケリング。海の中もドロップオフの色合いが、なんか本島周辺と違ううのを、久しぶりに思い出したのでした。