ヨセミテからナパに

2010年8月6日

今回の旅行は4泊しかしないので、最初は4泊目をサンフランシスコにしようかと考えていたのですが、街中に泊まってもあまり面白くなさそうなので、郊外のナパに泊まることにしました。ナパは言わずと知れたカリフォルニアワインの産地で、少しワイナリー巡りをするのも面白いかと思った訳です。 ヨセミテからナパまでは約200マイル。車で4時間以上かかるので、朝にヨセミテを出ても2時にナパに着いたら良い方なので、結局はゆっくりとワイナリー巡りなんかする時間がなかったのですが。。 車の運転とナビの使い方に慣れてきたので、9時前にヨセミテを出て途中の給油休憩以外は走りっぱなしで、予定どおり2時にはナパに着いていました。ナパのダウンタウンにある「リバーテラスイン」というホテルにチェックインして簡単に食事をしてから、一箇所くらいはワイナリーに行っておこうと、ルビコンエステートというワイナリーに向かいました。ここで実際にナパのワイン街道?を走って判ったことは、思いのほか距離が長いということ。CA-29という州道沿いにワイナリーが集中しているのですが、この端から端までで80KM近くあります。昔行ったことのある、オーストラリアのバロッサバレーのように丘陵地のあまり車の通らない道のところどころにワイナリーがあるというイメージを持っていたのですが、真っ直ぐに伸びる平坦な国道、それも交通量の多い国道沿いにワイナリーがあります。 たしかに周辺は葡萄畑なのですが、なんかイメージとは違います。もっとのどかな田舎を想像していました。 ルビコンエステートの建物は古いお屋敷を改造したそうで、CA-29から街路樹の道を数百メートル入ってたどり着くという趣のあるところで、建物の中には、オーナーの映画監督であるコッポラ関係の映画資料などが飾ってあります。団体できているアメリカ人が多く、みんなわいわいとテイスティングしているのでうるさいぐらいです。カリフォルニアは飲酒運転に厳しいらしいのですが大丈夫なのでしょうか。私は車の運転なので、飲めませんでした。 その後、土産ものを探そうとショッピングセンターなどを回ったのですが、既に時間も遅く閉まっているところがほとんどで買い物はできませんでした。観光地ではないので仕方ないですよね。

サンフランシスコ近郊、風力圧電風車がいっぱい。

ルビコンエステートの綺麗なブドウ畑

ルビコン エステート

ヨセミテ

2010年8月3日

昨晩「地球の歩き方」を読み直していたら、グレーシャーポイントからの眺めが良いと書いてあったので、先ずはヨセミテバレーに行く前にヨセミテバレーを上から眺めることのできるというグレーシャーポイントにいくことにした。(地球の歩き方はかれこれ27,8年前からの利用者です。最初に買ったのは、未だオーストラリアとニュージーランドが1冊になっていた本だったのを覚えています。そのころの地球の歩き方は、安ホテルなど、バックパッカー向け情報が多く、中には全然内容と違うものも多かったので、「地球の騙し方」と呼んでいたのも思い出します。)

泊まっている「Yosemite Ceder Lodge」はヨセミテ中心部から30KMくらい離れているのですが、グレーシャーポイントはヨセミテ中心部からさらに30分。谷沿いから、,000mくらい登るのでしょうか?ハーフドームやヨセミテ滝の山がほぼ同じ高度に見えて
きます。グレーシャーポイントからの景色はヨセミテ谷と周辺の山を一望できます。車で来た私が言う事ではないのですが、登山道を登ると4時間以上かかるのを車で30分余りで登るのは申し訳ない気持ちがします。自分の足で登ってくる者だけに取っておく場所なのかもしれないですね。

グレーシャーポイントからヨセミテの中心部に戻り、せめてヨセミテ谷を一周歩こうかと思い、ヨセミテ滝かたMirror Lake, Curry villageをハイキングしました。たかが12,3kmで高低さもないヨセミテ谷1週のコースですが、針葉樹の香りと真っ青な青空、花崗岩の灰色の山は、日本にはない自然を感じることができますね。レンタルサイクルもあるようですが、たまには歩くのも良いなと感じた1日でした。

トンネルビューからの眺め

グレーシャポイントからハーフドーム

水遊びしている家族も多くいました。

モントレーからヨセミテ

2010年8月3日

朝から水族館だけに寄って、ヨセミテまで行こうと考えていたのですが、前日の夜に
ガイドブックを見ていたら、少しだけ寄り道して、17マイルドライブという有料道路を
廻って水族館に行くことに変更しました。
17マイルドライブは、モントレーの西の岬を周回する道路で、ぺブルビーチ・ゴルフリンクスというゴルフ場もあります。たしかUSオープンも開催する有名なゴルフ場と思うのですが、私はゴルフはしないので、はっきりしりません。岬の先は海鳥やアシカが見られます。午前中は小雨まじりの天気で気温は多分15度くらい、水温もきっとそれくらいなのでしょう。なんか以前に北海道の礼文は利尻で見た海を思い浮かべる景色です。アシカと潜れるダイビングというのもネットで見ていたのですが、根性いりますね。

その後は、水族館に。ここも周辺の海を紹介している例のジャイアントケルプという海草が茂った?海のコーナーが一番大きいので、ちゅら海と比べると地味な世界になります。このケルプの海を潜ってみるのも面白いかもと思ったりします。(寒いでしょうけど)
夏休みということもあって、人が多く、ラッコのところなどどこか判らなくパス。シードラゴンやクラゲというように結構地味な展示には面白いものがありました。たつのおとし子をこれだけ揃えている水族館は珍しいかもしれません。

さて、沖縄のちゅら海水族館と比較を少し。ちゅら海のの黒潮水槽はすごいというのが
わかりましたが、なんでもかんでも入れすぎているようには思えます。
モントトレーは元々の魚が地味ですが、鰯の群れが入っている水槽も、他にマグロや鮫、シイラなどはあまり多くを入れていなく、なんとなく生態系に近いようにしていますね。ちゅら海はすごいんだけど、「なんかちがうな」と感じているのがここにあると思います。

モントレーの後は、ひたすら東に300KM。ヨセミテまでドライブです。海岸から50KMも遠ざかると天気も快晴になり、気温もどんどん上昇して30度超え。寒流の影響の大きさを感じました。

ヨセミテへの途中は、アメリカ西部という感じです。ゆるやかな丘陵が続く直線をひたすらのドライブです

群れは鰯

小さくアシカが写っています。

海岸線から100km、140号線をヨセミテに向かう。

カリフォルニアCA-1

2010年7月31日

月30日から8月4日までの短い休みを取って、一人でアメリカに来ています。一度来たかったモンントレーとヨセミテを訪ねるのが目的です。短い休みしか取れなかったので、モンントレーとヨセミテ、ナパ(せっかくだかrカリフォルニアワインの産地も追加!)を4泊で廻ることにしました。

午前中の11時過ぎに那覇から成田の直行便で成田に出て、成田からサンフランシスコに着いたのはs13時前、さらにそこから入国に1時間近くかかりレンタカーを受け取ったのは14時半くらいでした。久しぶりの左ハンドル、それもハワイでは何回も車を運転したことがあるけど、アメリカ本土での運転は初めてです。カーナビは行き先を示してくれているけど、フリーウェイにうまく入れないとかで少し時間がかかり、やっと行く方向がわかり車を順調に転がし出したのは、15時半近くになっていました。

モントレーはサンフランシスコの南約200kmの海岸に位置する町で、サンフランシスコからはフリーウェイをできるだけ南下していくのが一番近いのですが、「ハーフムーンベイ」や「CA-1 カリフォルニア州道1号」という響きに引かれ、途中から、海沿いのCA-1で「ハーフムーンベイ」「サンタクルズ」を通って18時前にモントレー手前のマリナという町に着きました。CA-1は海沿いの景色が素晴らしいと有名なところと聞いていました。流石に、太平洋の荒波に削られた海岸段丘が続く、白い大きな波が打ち寄せる風景は沖縄にない雄大な景色です。だけど私にとっては海に関しては、沖縄の万座あたりの海の方が断然きれいです。水温15度以下の海と亜熱帯の珊瑚礁の海のグラデーションを比べてはいけないのですが、「沖縄の海の方がきれい」と感じてしまうのは、沖縄に住み慣れてきたからでしょうか?

明日は有名なモントレー水族館に行く予定です。

遠くに鳥のように飛んでいるのはカイトサーフィン

古宇利島のウニ

2010年7月30日

3連休の話の続きですが、熱帯ドリームセンターの後に、古宇利島島までウニを食べに行ってきました。「沖縄でウニ?」と思われるかもしれませんが、古宇利島は沖縄のウニの産地です。漁獲量は限られているので、夏場の6月から7月にかけての約1ヶ月のみ漁ができるとのことです。今年は海の日の3連休が丁度その漁期です。沖縄のウニは北海道などでとれるバフンウニやムラサキウニとは異なり、シラヒゲウニという種類だそうです。産地でそのまま食べるので、ミョウバンにつけて型くずれを防止したりしていなく、本当にそのままの生のウニを食べることができます。

ということで、古宇利島まで足を伸ばしてきたというわけです。13時を少し越えていたので、そろそろ空いているかと考えていたのですが、ガイドブックにも載っているせいか満員、20分ほど待ちました。ウニは少し淡泊な感じもしますが、十分に美味しいウニでした。ただ、ご飯をもっと美味しく炊けないものかとは思ってしまいます。それが残念です。。。

熱帯ドリームセンター

2010年7月21日

海の日の3連休ですが、大阪から私の母が遊びにきていました。月曜日には北部にドライブということで、ちゅら海水族館は何回か行っているしどうしようかと考えていたのですが、水族館の横の植物園にでも行ってみようということになり出かけてきました。

ちゅら海水族館は、それ自体が有名ですが、本当は海洋博公園の施設のひとつに過ぎないのです。この海洋博公園は、年配?の方はご存じと思いますが、沖縄の日本復帰(1972年5月15日)後の1975年の夏から半年ほど開かれた、「沖縄国際海洋博覧会」の跡地に作られた国営公園です。アクアポリスという人口島など覚えて居られる方も多いと思います。当時中学生であった私の友人が、家族でこの海洋博に行って来て、「会場内にハブ注意という立て札がいっぱいある」と言っていたことを良く覚えています。

さて、この植物園は、「熱帯ドリームセンター」というのですが、すごく立派な施設です。水族館に行く時に、ヨーロッパの古城のような建物(我が家では、ルパン3世のカリオストロの城と呼んでいます)が見えますが、それもこの、「熱帯ドリームセンター」の施設のひとつです。水族館には行く人は多いのですが、那覇からの日帰りでは、なかなか十分に時間もとれないので、こちらの、「熱帯ドリームセンター」に足を伸ばす人も少なく静かでゆっくりできる施設です。好きな本でも持って行ってゆっくりしたいな。と感じました。入場料は670円、水族館も同時なら半額というのは実はすごく魅力的な価格です。この海洋博公園には、「沖縄郷土村」や「海洋文化館」と言う施設もありますので、これらも是非行かねばならないと思いました。

これがカリオストロの城(上まで登れます)

 

こういう温室が幾つもあります

子供のころ、「人も乗れる」と聞いていたオオオニバス

サバニ帆漕レース

2010年7月7日

7月4日(日)がレース当日でした。今回のチーム名は「いちゅんどー」。方言で「行くぞ-」という意味です。チームメンバー総勢14名で、前日から座間味に入り最後の艇の整備と帆の付け替えなどをしました。前日の予想で、南南西の風が10M近く、波高も2Mということなので、小さい方の帆に付け替え、アウトリガーも右舷から左舷に付け替えて、風と波対策をしてから、スタート地点の古座間味に回航。夜は宿で宴会でした。

当日の朝、7時半に宿を出て、古座間味に向かおうとしていたら、村内放送で、那覇までのレースは強風、波浪注意報発令で中止、その代わりに島まわりの代替コースでのレースに切り替えるとのこと。「えー、那覇まで行けないの」と残念な気持ちで古座間味に向かうことになりました。古座間味でも本部艇の準備が遅れ、レーススタートは45分遅れの9:45。

古座間味から、安室島の平瀬、沖の名瀬をまわってそれからガヒ島をまわって、座間味港でゴールというコースです。名瀬までは、潮も風も逆、結局はひたすら漕ぐことになり。たかだか3-4kMすすむのに、4時間近くかかるという状態。何名かは交代できましたが、舵をもっている私は交代できずひたすら漕ぐことになりました。

名瀬を越えたあたりで、やっと帆をあげて、帆走ができることになりましたが、その時点でタイムアウト、結局自走して港にはは着けたものの記録なしということになってしまいました。出場39艇中、時間内完走は14艇、8艇はリタイアというかなり過酷な条件でした。

表彰式とパーティーは那覇の泊港なので、特別便となった16:30発のフェリーで、皆で那覇に戻ってきました。「もう懲りた」という声ばかりかなと思っていたら、「来年は那覇まで来よう!」という声ばかりなので、きっと来年もこのチームで出場することになると思います。来年は、皆で座間味から那覇までの海を渡りたいものです。

スタート地点

安室島横をひたすら漕いでいるところ

やっと帆走

1週間前に梅雨明けしました

2010年6月27日

更新が滞っていましたが、沖縄は1週間前に梅雨明けしました。今は梅雨前線は九州地方に大雨を降らせているようですが、沖縄も今年の梅雨は雨の多い梅雨で県内のダムはここ数年にないくらい貯水量が上がっているようです。この夏は水の心配がないでしょう。

私は沖縄の梅雨明けはまだ4回しか経験がないのですが、梅雨明け直後はいつもじめっとした感じで、梅雨明け1週間くらいたってから、少し乾燥してきたかなと思えるようになってくるように思えます。ということで、この週末はかなり湿度の低い、暑いけど夜風が入ると涼しさを感じれます。夜は27度、昼は31度。私にとっては快適な気候です。

写真は家の近くの公園からの泊大橋方面、夏の夕暮れは好きなひとときです。

サバニ練習

2010年6月13日

2年前から出場している座間味から那覇までの約35KMのサバニ帆漕レースですが、今年は会社の仲間と出場しようということになり、今日練習に座間味に10名で行ってきました。会社の連中での参加といっても、サバニそのものだけでなく、伴走艇も必要で、座間味のペンションの方、いろいろ世話になりながらの参加です。今日はサバニの整備に3時間くらいかかり、海にやっと出られたのは2時くらい。17:10の高速船で戻らなければならないので、実質の練習時間は2時間程度でした。

私が初めての舵取りをするのですが、まだまだ舵の具合も帆で風のとらえ方もわからず、なかなか思うようには走りません。次の練習はレース前日の予定なのですが、もう1日は練習日がほしいところです。なかなか1日がかりで座間味に練習にいくというのは行ける者も少ないので厳しいところですね。陸上シミュレーションしかないかな。。きちんと完走したいものですね。

整備中のサバニです

どうにか走っていますが。。。

夏の道

2010年6月8日

最近あまり来ることがなくなった宜野座ですが、今日は久しぶりに宜野座に行ってきました。
宜野座の少し向こうは、最近特に話題の多い「辺野古」。宜野座の海岸からは直ぐそこに辺野古岬が見えます。
宜野座周辺は、沖縄方言ではウージというサトウキビ畑が広がっています。
サトウキビ以外には、今収穫期を迎えたパイナップル。ボホールパインはスナックパインとも呼ばれ、切るのではなく、ちぎって食べることができるパイナップルで、宜野座や名護の名産物になっています。那覇市内では1個500円くらいしますが、宜野座や名護の直売所では300円くらいで買うことができます。

ちゅら海水族館に行かれるときは、名護の許田道の駅などに是非寄ってください。いろいろと沖縄の果物が安く買うことができますよ。

写真は、宜野座近くの道。沖縄の夏はもうそこまで来ています。