今回の旅行は4泊しかしないので、最初は4泊目をサンフランシスコにしようかと考えていたのですが、街中に泊まってもあまり面白くなさそうなので、郊外のナパに泊まることにしました。ナパは言わずと知れたカリフォルニアワインの産地で、少しワイナリー巡りをするのも面白いかと思った訳です。 ヨセミテからナパまでは約200マイル。車で4時間以上かかるので、朝にヨセミテを出ても2時にナパに着いたら良い方なので、結局はゆっくりとワイナリー巡りなんかする時間がなかったのですが。。 車の運転とナビの使い方に慣れてきたので、9時前にヨセミテを出て途中の給油休憩以外は走りっぱなしで、予定どおり2時にはナパに着いていました。ナパのダウンタウンにある「リバーテラスイン」というホテルにチェックインして簡単に食事をしてから、一箇所くらいはワイナリーに行っておこうと、ルビコンエステートというワイナリーに向かいました。ここで実際にナパのワイン街道?を走って判ったことは、思いのほか距離が長いということ。CA-29という州道沿いにワイナリーが集中しているのですが、この端から端までで80KM近くあります。昔行ったことのある、オーストラリアのバロッサバレーのように丘陵地のあまり車の通らない道のところどころにワイナリーがあるというイメージを持っていたのですが、真っ直ぐに伸びる平坦な国道、それも交通量の多い国道沿いにワイナリーがあります。 たしかに周辺は葡萄畑なのですが、なんかイメージとは違います。もっとのどかな田舎を想像していました。 ルビコンエステートの建物は古いお屋敷を改造したそうで、CA-29から街路樹の道を数百メートル入ってたどり着くという趣のあるところで、建物の中には、オーナーの映画監督であるコッポラ関係の映画資料などが飾ってあります。団体できているアメリカ人が多く、みんなわいわいとテイスティングしているのでうるさいぐらいです。カリフォルニアは飲酒運転に厳しいらしいのですが大丈夫なのでしょうか。私は車の運転なので、飲めませんでした。 その後、土産ものを探そうとショッピングセンターなどを回ったのですが、既に時間も遅く閉まっているところがほとんどで買い物はできませんでした。観光地ではないので仕方ないですよね。