サバニ帆漕レース

7月4日(日)がレース当日でした。今回のチーム名は「いちゅんどー」。方言で「行くぞ-」という意味です。チームメンバー総勢14名で、前日から座間味に入り最後の艇の整備と帆の付け替えなどをしました。前日の予想で、南南西の風が10M近く、波高も2Mということなので、小さい方の帆に付け替え、アウトリガーも右舷から左舷に付け替えて、風と波対策をしてから、スタート地点の古座間味に回航。夜は宿で宴会でした。

当日の朝、7時半に宿を出て、古座間味に向かおうとしていたら、村内放送で、那覇までのレースは強風、波浪注意報発令で中止、その代わりに島まわりの代替コースでのレースに切り替えるとのこと。「えー、那覇まで行けないの」と残念な気持ちで古座間味に向かうことになりました。古座間味でも本部艇の準備が遅れ、レーススタートは45分遅れの9:45。

古座間味から、安室島の平瀬、沖の名瀬をまわってそれからガヒ島をまわって、座間味港でゴールというコースです。名瀬までは、潮も風も逆、結局はひたすら漕ぐことになり。たかだか3-4kMすすむのに、4時間近くかかるという状態。何名かは交代できましたが、舵をもっている私は交代できずひたすら漕ぐことになりました。

名瀬を越えたあたりで、やっと帆をあげて、帆走ができることになりましたが、その時点でタイムアウト、結局自走して港にはは着けたものの記録なしということになってしまいました。出場39艇中、時間内完走は14艇、8艇はリタイアというかなり過酷な条件でした。

表彰式とパーティーは那覇の泊港なので、特別便となった16:30発のフェリーで、皆で那覇に戻ってきました。「もう懲りた」という声ばかりかなと思っていたら、「来年は那覇まで来よう!」という声ばかりなので、きっと来年もこのチームで出場することになると思います。来年は、皆で座間味から那覇までの海を渡りたいものです。

スタート地点

安室島横をひたすら漕いでいるところ

やっと帆走

コメント / トラックバック1件

  1. Ms.R より:

    来年は那覇まで快走できるといいですね。がんばってください!