やもり

2008年8月29日

沖縄には「やもり」が多いということを、随分前に書いたことがあると思う。エアコンなどは沖縄仕様で、塩害対策はもとより、「やもり」の進入防止対策(やもりが進入して感電するらしい)を、「やもりガード」と呼んでいる。

先日、ベランダに置いている、大きなプラスチックケースのなかに沢山やもりが卵をしているのを発見。やもりの卵は成体の大きさのわりには大きく直径5MMくらいあります。物好きなうちの子どもたちは、「もしかしたら孵化するかな」と思い、何個かとってきてプチトマトのケースに入れていたら、なんと孵化しました。是非、蚊を捕ってほしいと思い放してやりました。 

久高(くだか)島

2008年8月16日

前回で伊江島のタッチューが座間味から見えたので、1週間後には台風がくるかもと書きましたが、1週間後の8月10日前後には沖縄には台風は来ませんでした。8日くらいから12日くらいまでは、沖縄周辺は積乱雲が発達し、久しぶりにまとまった雨が降り、たしかに台湾に西には台風が発生しましたが。。また、このようなことがあれば書くことにします。

さて、今週は、沖縄もお盆、沖縄は旧暦でお盆を行うので、内地のお盆と同じになることは珍しいです。13日はお盆の初日でウンケー、15日はウークイといいます。ウークイの夜は、ご先祖を親族で送るので、親族みんなが長男の家に集まり宴会が始まるそうです。長男は大変です。沖縄の踊りエイサーも本当はお盆の踊りとのことです。

今日16日は、一度行こうと思っていた久高島に行ってきました。本島南部の知念から船で20分くらいの小さな島です。沖縄では神の島ということで有名なとこ。ここで、12年に一度行われる神事であるイザイホーは聞いたことがある方もいるかもしれません。詳しくはリンクを参照ください。http://www.kudakajima.jp/rekisi/izaihoo.html

神事が行われる場所は、一般人が立ち入り禁止になっている場所もあります。昔からの文化、風俗は守りたいが、現代の生活と調和させるのが大変というのが現状のようです。知念からこの久高島あたりは、リーフが発達しています。沖縄ではリーフのことをイノーと言い、波の穏やかなイノーは安全な魚場であったとのことです。

 

 

 

なぜか沖縄の島には猫が多い

 

本物の伊江のタッチュー

2008年8月4日

2日(土)の最終で一度那覇の家に戻り、東京のときのご近所さん家族と食事をして、翌日はその家族を伴って再度座間味にトンボ帰り。無人島でシュノーケリングをした後に島内観光。まずは定番の高月山に行く。安護の浦はまるで湖のよう、沖縄本島も綺麗に見える。伊江のタッチューも今日はくっきり。その後、稲崎展望台では、粟国、久米島も今までにないほど鮮明。粟国など、上空に漂う雲が海に写っている。

家に帰って衛星写真を見ると、南の方には台風の卵がうじゃうじゃしている。この雲がまとまり台風になると、超巨大な台風ができそうで怖い。

 まるでタヒチのラグーン!?

 

 

 

まるでタヒチのラグーンのよう!?

高月山からの伊江島タッチュー(城山:172m)

  粟国島、平たい島ですね。

久米島、なかなか真ん中の低いところまで見ることはできません。

8月4日夜の衛星写真、南の雲の塊が不気味です。

2008年8月2日

6月のサバニレースに一緒に出場した方々と夜一杯やりながら、サバニの話をいろいろ聞いた。船のかたちや帆のかたちなど、好きなひとたちにはろいろうんちくがあるようで面白い。本島に住んでいたら、海を身近に感じている沖縄人は意外に少ないのに驚くのですが、離島にくると、ほとんどの人が海は生活の一部になっているのですね。

さて、飲んでいたのが阿真(あま)地区で、座間味地区までは1.5KMほど離れている。このふたつの地区を繋ぐのは海沿いをとおる道で、丁度中間あたりの宇論の崎には、映画で有名になったマリリン像がある。真夜中そのあたりは満天の星。少し西に傾いた射手座あたりから夜空を2分するように天の川がくっきりと見える。都会の人たちに見せたら感動するだろうな。。

 

 

 

本文とは無関係ですが、真夏の座間味です。

伊江島が見えた

2008年8月1日

座間味の漁師の言い伝えに、伊江島や粟国島が見えたら1週間後に嵐がくるという言い伝えがります。今日の午後にはこの2つの島が見えました。座間味から粟国島まで約40KM、伊江島まで約70KMの距離があります。そう、那覇か浦添の市街地のビルもよく見えていました。

さて、来週末は台風がくるのでしょうか?

 伊江島の写真を取ろうと思ったのですが、さすが写真では写りませんでした。写真で中央にうっすら見えるのは本部の山かと思います。伊江島はこの左側にうっすら見えていました。

今日から休み

2008年7月31日

木、金とお休みです。またもや座間味に行ってきます。土曜日には那覇に戻ってきますが、日曜日に東京のときの知り合い家族を連れて再度日帰り座間味です。

台風が近づくかなと思っていたら台湾、中国の方にそれました。しかしながら海は荒れて座間味行きの船も欠航していたようですが、水曜日くらいから海も穏やかになってきています。良い週末になりそうです。今朝も写真のように綺麗な朝焼けでした。

舞台版ドラえもん

2008年7月21日

「キジムナーフェスタ」という演劇フェスティバルが7月後半に本島中部の沖縄市で開催される。沖縄市は旧コザと言った方が聞いたことがある人も多いのではないだろうか。今回はその中の演目のひとつに舞台版のドラえもんがあるとのこと。「のび太とアニマル惑星」というタイトルで、のび太がなんだかパラレルワールドにある、動物が人間のような生活をしている惑星に迷い込み、そこには悪者の人間が隣の星にいて、その悪者の人間が動物の平和な星に攻め込んでくるのを、のび太。ドラえもん、しずかちゃん、ジャイアン、すねおのいつもの5人組で助けるというストーリーです。子供たちがというよりは、「大人が行きたいね」と言うことになり行ってきました。なぜだと思います。サードステージがやるというのですね。そう演出は鴻上尚史です。ドラえもんとはいえ、沖縄で第三舞台(サードステージ)を見られるとは思いもよりませんでした。

さて、内容は、流石面白かったです。歯切れの良い舞台つなぎと、昔から良く使っていた半分後ろが透けるスクリーンに映像を映してそのなかでの演技などなど。久しぶりでした。(この際進歩無いなんて言わないで。)カーテンコールも終わってホールを出るときに、後ろの方の席に小学生くらいの子供(お子さんかな?)といる鴻上尚史さんを発見、プログラムにサインをもらいました。そう、デイパックを背負った平田オリザさんも居ました。ということでオタクな1日が終わりました。

東京でも9月に池袋の東京芸術劇場で公演するようです。http://dora-world.com/information/event_f3.html

鴻上尚史サイン入りのプログラムです。

夕暮れ

2008年7月15日

さて、前回の答えですが、東京都です。なぜ?伊豆七島&小笠原でしょう。

なかなか雨が降らないということを書きましたが、先週には夕立があったもののまとまった雨が降らない天気が続いています。しかしすこしづつ雷雲も多く見られるようになってきているので今週はもすこし雨も降るかもしれません。今日は仕事も早く片付いたので、7時過ぎに会社を出て少し遠回りをして泊大橋を渡り自転車で家に帰りました。泊大橋は座間味に行く高速船で下をくぐったり、(こないだはサバニでも下をくぐりましたが)自動車で通ったりするのですが、自転車では初めて。最高部で約35Mあるこの橋からの夕陽はきっと綺麗だろうなと思いつつなかなか行けませんでした。全長も約1,100Mあるこの橋の両側には細い歩道がついていて自動車以外でも安全に通ることができるようになっています。夕凪で穏やかな泊港に出入りする船と那覇空港から飛び立つ飛行機を見ながらしばしの休憩。ビールが欲しい。(こちら向きに飛行機が離陸するのは、夏には珍しく北向きの風ですね。)

 ブログに使っている写真はほとんどが、昔のIXY DIGIRAL500で撮影したもの。夕暮れでもこれだけ撮れたら十分ですね。

海水浴場

2008年7月6日

土曜日の日経の夕刊を日曜の15時くらいに読んでいたら、(日経は九州版を取っているのですが、福岡から空輸してくるので、前日の夕刊とその日の朝刊がお昼過ぎに届きます。今年の秋からは全国紙で初めて日経が沖縄で印刷されるということで、朝から読めて少し安くなるかもしれないと待ち遠しい。)全国の水浴場のランキングが載っていた。「水質が特に良好」というところが、全国で19箇所あるのですが、そのなかで10箇所が沖縄。私の住んでいるところから9KMほどの「宜野湾トロピカルビーチ」もその19箇所のひとつに選ばれていた。私の感覚からすると決して綺麗な海ではないのですが。座間味のビーチも入っていないので、全てを調査したというわけではないかと思います。

さて、ここで問題です。この「水質が特に良好」という19箇所のビーチが、沖縄の次に多いのはどの都道府県でしょうか?答えは次回。 

宜野湾トロピカルビーチ

 宜野湾トロピカルビーチから見える慶良間

サバニ帆漕(はんそう)レース2

2008年6月30日

カウントダウンで一斉に33艇がスタートを切り、重たいサバニをどうにか海に押しだして漕ぎ出すがなかなか進まない、左から昨年の順位で並んでいるのだが、ずっと右のチームにも追い抜かれていく。実はこのルーヌクスは、旧「ざまみ丸」。「ざまみ丸」のチームは2年前から新しい軽いサバニを建造してから2連勝中で、今年も優勝の最有力候補とのこと。たしかにルーヌクス他のサバニと比べてひとまわり大きくて胴体も太いのです。慶良間海峡を抜けて牛島を通過するまではひたすら漕ぐ。

左手に男岩を見る当たりから風も強まりスピードがあがってきた、同時に波も2Mを越える状態。だけど、がっしりしたこのサバニは、ある程度風が出て、波があるほど力を出すようです。一番北に航路を取ってどんどんと他のサバニを抜いていく。艇だけでなく操舵している宮平さんの腕もきっと良いのでしょう。私はただのエンジンなのでひたすら漕ぐ。特に前島を過ぎたあたりからは波高が2.5から3M近いうねりで漕ぐこともできず、波で横転しないように波をみながら右へ左へとバランスを取るのが精一杯。だけどこのあたりで伴走艇から4位か5位の位置に付けているという連絡があり6人は盛り上がってました。

チービシを過ぎたあたりからはうねりは少し残っているものの風が弱まるという、我々にとっては悪いコンディション。疲れがたまってきているがうねりのせいで漕ぎ手の交代もできないので、そのまま漕ぎつづけるしかないなか、後ろから追い上げてくる黒いサバニにかわされてしまった。向こうは小振りのサバニに3人乗り。ほとんど漕がずに帆走している。このチームはさらに1艇をかわして3位入賞。さらに2艇が後ろから接近してくるがどうにか200-300Mの差を保ってゴール。3時間20分55秒、5位という予想以上の成績でした。

このサバニ帆漕(sailing&padling)レースは2つのカテゴリに分かれていて我々の参加したのは、アウトリガーを付けて良いカテゴリーで、アウトリガーを付けないカテゴリーは古典サバニと呼び、昔ながらの小振りの帆とアウトリガーなしのサバニで争うといういうもの。こちらはトップでも4時間以上の時間がかかっているのでアウトリガーがいかに効果的であるのかがわかります。第2次大戦前くらいまでは、この古典サバニで座間味から座間味の特産物の鰹節や夏になるとスイカを那覇まで運び、那覇からお米などを運んだと言いますからこれは相当大変な物流であったと思いました。さらにこのサバニで何日も航海に出て漁をしていた琉球人もすごい海洋民族であったのだと実感した次第です。

来年も出たいな。。

 スタート1時間後くらい、少しづつぺーすがあがってきたころです。