喜屋武岬

喜屋武、これなんと読むと思いますか?「きゃん」と読みます。沖縄はなかなか読むことが難しい地名が多いのですが、この喜屋武もそのひとつですね。南部には「東風平(こちんざ)」や「具志頭(ぐしちゃん)」などぜーたい読めない地名が沢山あります。

喜屋武岬は、南部の戦跡で有名なところ。南部と言えば、「摩文仁の丘」「ひめゆりの塔」が余りにも有名ですが、喜屋武岬でも民間人を含めた悲惨な玉砕があったと聞いています。

先日、初めて喜屋武岬に行ってきました。摩文仁の丘に通じる道路はきれいに舗装された立派な道ですが、こちらは、さとうきび畑を抜ける自動車がどうにか通れる砂利道。さとうきび畑を抜けるときれいな海が広がっていました。いつも思うのですが、64年前にはこんな穏やかなところで何百人の方々が亡くなったなんて思えない(信じたくない)風景です。20090811_Kyan

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