大連その2(203高地)

203高地ってご存知でしょうか?日本の近代史には必ず登場する日露戦争の激戦です。中国でなんで日露戦争?というところにも清末期に欧米や日本にすき放題にされていた中国の近代史が垣間見られます。旅順港は天然の良港ということで、ロシアが軍港を置き、極東艦隊を配備して、その旅順港を攻略するために日本軍の乃木希典将軍配下の陸軍大きな損失を出して攻略した場所ということになっています。

旅順や203高地はいろんな小説や映画に登場するので、大連に来たらここは来て見ようと思っていました。大連から車で1時間半くらい。日本人向けのツアーもあるのですが、会社関係で日本語のわかる中国人の方にガイドをお願いしてタクシーをチャーターして仕事で来ている会社の同僚2人も一緒にやってきました。タクシーチャーターは3,000元(約4,000円)なので、中国の物価で考えると随分効果です。旅順自体は今も中国海軍の基地で、一部の地域以外は外国人には公開されていないようなので、道を間違えて変なところには行けません。

さて実際の203高地は今は緑生い茂る小高い山。戦争のときの岩だらけの山の写真が残っていますが、ここで戦いがあったのは1904年、今から105年前。さすがに100年の月日は戦争の後を全く消しています。頂からは旅順港が一望できます。旅順港は海側は300Mくらいしかない狭い水路なので、海からの攻撃は難しいということなのでしょうが、ここからは全てが丸見え。攻防戦の要所であったことが窺えました。だけどここだけで、日露の兵士が2万人近く死んでいるのですよね。平和が良いです。本当に。

203高地から旅順港を見る

203高地から旅順港を見る

旅順港の出口(白玉山塔から)

旅順港の出口(白玉山塔から)

コメント / トラックバック1件

  1. オッサンらしく若いコはイかせまくってやる!(`・ω・´)
    ・・・って気合入れてたけど反対にイかせられまくりな件wwwww

    つか最近のコって腰 使 いとかフ○ラとかうますぎるわ!www
    オレがやったことといえば「ア”ー!ア”ー!」って悶えてたぐらい(笑)
    これで8万もらえるんだから楽な仕事だなwwwww