パラオといえば、ドルフィンパシフィックもおもしろいけど、本命はやはり海そのものですね。今回は1日だけダイビングにも行ってきました。ホテルなどの多い地域からダイビングスポットへは1時間近くかかる場合が多いので、1日がかりのツアーになります。その点、座間味に宿泊して座間味の海で潜っていると、昼に一度島に戻れるので子連れには「半日ダイビングに行って、半日は子供とシュノーケリングに行く」などということができて便利です。
今回の旅行では子供達をボートに乗せて1日出かけてしまいました。ダイビング中はボートの上で待たせ、ダイビングの合間には野生のイルカ(パラオの野生イルカはバンドウではなくスピナー・ドルフィンと呼ばれる「はしながイルカ」)がボートのまわりを泳ぎ回ってくれました。また1時間ほど手釣りもして30CM、50CMくらいのリーフフィッシュ(ハギとフエフキ)が釣れ、子供達も大喜びでした。
そうそう、ここでびっくりしたのは、海にでるだけで(ダイビングだけでなくシュノーケリングも)、たとえ1日でも海域により一人25USDから35USDの保全費が取られ、さらの釣りをすると、一人当たり(子供でも)20USD取られるということ。収入の少ない国とはいえ、回数制限(1回だけ有効とか)いうのも作ってもう少し安くして欲しいと感じた次第。昨年座間味でも珊瑚保全費ということで、船で座間味に入ってくる人を対象に、100円徴収しようとしたら、その規定には座間味村民対象外ということもなく、本当に一律100円徴収しようとしたため、座間味村民の猛反対にあって徴収を諦めたという経緯を聞いていますので、そのギャップに驚いた次第でした。とにかく1日海に出ただけで保全費に180USDの取られたののには釈然としないものがありますね。
ダイビングはブルーコーナーと呼ばれる超有名ポイントに潜れ、ひととおりの魚が見られて満足でした。