ハワイ島のマウナケアは「すばる望遠鏡」で有名ですが、マウイにも3,000メートルを超すハレアカラ山があります。ハレアカラの山頂にも天文台があるのですが、こちらの天文台はさほど大きい望遠鏡がないせいかそんなに有名ではありません。ハレアカラはキューブリックの「2001年宇宙の旅」のロケ地にも使われたらしく、もしかしたらこちらの方が有名かもしれません。今日は、レンタカーでこのハレアカラの山頂まで行ってきました。前回マウイに来たときは車酔いのする子供の反対を受けて行けなかったので、今回は子供達に「お父さんに付き合え」ということで行ってきました。さすがにほとんど海抜ゼロメートルから3,000メートルまで登るのは時間がかかります。泊まっている西マウイのホノコワイから2時間強です。しかし道は良く整備されていて気持ちの良いワインディングロードでした。
天気も良く、中腹からは西と東マウイを別ける島のくびれ部分がきれいに眺めることができました。山頂からはハレアカラの山頂火口群が、たしかに月面を望遠鏡で見た月面を彷彿させるように見えます。月明かりで見ると、月探査人工衛星の「かぐや」の写真の用かもしれません。山頂からは遠くに雪を頂いたハワイ島のマウナケアも見ることができました。
ハレアカラ山頂の火口群
ハレアカラ山頂からのマウナケア山