渡名喜島(となき)

今年からでしょうか?9月の連休をシルバーウィークと言うようになったのは?まぁ、休みが続くのは良いことです。丁度今日は休みの中日ですが、沖縄は良い天気が続いています。ということで連休の前半に、前から気になっていた渡名喜に行ってきました。渡名喜は沖縄本島から60km位。良く行く座間味からも良く見える島です。前々から座間味から見えるこの渡名喜と粟国には行ってみたいと思っていて、昨年は粟国には行ったのですが、渡名喜は今回が初めてです。渡名喜へは、空路はなく、久米島行きの船が寄港しています。泊港から約2時間です。

渡名喜島は人口450人くらい。世帯数は220世帯なので、この数から若い人が少なく、お年寄りが多いのが想像できます。高校から那覇に出て行った若者はそのまま帰ってこないという構図のようです。

ただ、この小さな島が沖縄でも有名なのは、NHKのちゅらさんで有名になった「小浜島」と並んで、沖縄の昔ながらの街並みが残っているところです。また沖縄の赤瓦の住宅が復元されて、1棟そのまま貸し別荘のような民宿になっています。

最初に渡名喜の自然を少し。渡名喜には標高170mくらいの山があります。そしてハブがかなり多くいるそうです。座間味にはヒメハブは少しいてもハブはいないので、草むらを気にしないで歩くことができるのですが、ここは用心が必要です。海から見ると、真ん中がへこんで左右に少し高い山がある、ゆるやかなMのかたちです。元々は二つの島で、真ん中に砂が堆積した地形だと島のガイドが言っていました。

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フェリーから見た渡名喜

渡名喜島の港の沖には入砂島があり、この島は米軍の射爆場になっています。私の滞在中もたびたび爆音が響いていました。米軍の射爆場で有名なのは、久米島の北に位置する鳥島ですが、米軍は鳥島と入砂島を使って、ヘリコプターや航空機の射撃演習を行っているとのことです。良く座間味上空を飛ぶ米軍機がこの島を目指しているのが初めて判りました。

つづく。

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入砂島

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林道から島の東側、リーフが発達しています。

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