2週間連続で台風が面白い動きをした。フィリピンの東でできた台風13号と15号は、ともに発達して910-920hpくらいまで勢力を強めて、台湾に上陸。その後中国本土を目指すかと思ったら、進路を90度以上変更して、東シナ海を東方向に進み、沖縄本島の北を通過。沖縄本島の北を通過するころには、暴風圏を伴わない980hpくらいの弱い勢力の台風になっていたが、九州の南に向かい、黒潮を横切るあたりでまた少し勢力を強めて暴風圏を伴なうように2度目の成長をするというもの。
これら2つの台風でも、沖縄本島はほとんど影響はなく、「若干風が強いな」といった具合。しかし910hpの巨大台風がのろのろと進んだ先島方面は大変だったと思う。910hpの台風になると瞬間最大風速が80m、周辺の波の高さは11mという予想がでていた。11mの波なんてどんなのでしょうか。ちょっと見てみたいとも思いますが、不謹慎ですね。