古酒(クース)

 泡盛を3年以上貯蔵したのを古酒(クース)というのですが。もっと長期間の貯蔵をしたものは、さらにまろやかになるらしい。家でも5年古酒は飲むことは多いのですが、10年、15年となるとさすがに高価になり、なかなか買くことができない。ということで、自分で作っちゃえと思い、5年古酒をさらに寝かすことをしています。泡盛の古酒造りはワインみたいに温度、湿度管理が大変ではないようで、家のなかになんとなく置いていたらそれで良いみたいです。まぁ、「てーげぇー」で良いのでしょう。

とは言いながら、貯蔵の容器は本格的に、南蛮荒焼甕。5升の甕を1万うん千円で買ってきました。中に入れる泡盛は、ここ数年の愛飲のヘリオス酒造の「主ぬーし」。すでに5年古酒なので、10年寝かしたら15年古酒になるということです。(新酒から熟成しないで、ちょっとインチキのような気もしますが、この年になると5年は大きいのです。)

さて作り方。甕の中は水洗いしてから、さらに安い泡盛で洗います。その後、十分に乾かせて、後はどぼどぼと「主」を入れるだけ、5升甕なのに、くちのところまで入れたらほとんど6升入りました。あとはクローゼットにしまって年に1回くらいかき混ぜ、飲んだり、蒸発で減っていたら、仕次ぎという方法で補充します。仕次ぎについては次回。

0301_kusu-1.jpgこれが今回の南蛮荒焼甕と主の5年古酒

0301_kusu-2.jpgどっぷりといれたら6升入った。

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